ステンレス・チタンの特性に関して、ご紹介いたします
素材選定において、鋼材別の特性を把握することは非常に重要です。特性を知った上で最適な素材を選択することで、完成品の耐性や原価等、様々な点でメリットが出せます。
ここでは、特性に合わせたステンレス鋼の最適な選び方と、チタンと他金属との特性の違いに関してご紹介いたします。
特性に合わせた最適なステレンス鋼の選び方
製造する製品によっては、耐食・耐酸・耐熱性の観点で、通常のステンレス鋼では対応できない場合が多々あります。ステンレス商事では、そのような特殊な使用環境でも対応できる高精度のステンレス鋼を取り揃えているだけでなく、最適なステンレス鋼のご提案もいたします。
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下図のように素材別に耐性が異なります。ステンレス商事では、どのような使用環境であれば、どの素材を使用するのが良いのか、といった最適なご提案をいたします。
用途別高機能鋼材一覧
高機能素材スーパーステンレスとは
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スーパーステンレスとは、クロムやニッケル、モリブデンの添加量を増やし、通常のステンレスよりも耐蝕性を高めたステンレスです。厳しい自然環境下での使用でも、メンテナンスフリーを実現する優れた素材です。
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原子力・電子機器・熱処理炉業界、航空機・海洋・環境・自動車業界、薬品・食品・食塩・化学業界 等
スーパーステンレス(高機能材)と主なステンレス鋼の規格一覧
チタンとその他の金属との違いとは
鋼材にはそれぞれ固有の特性があり、最適な鋼材を選ぶためには、それぞれの特性を把握した上で選択する必要があります。ここでは、チタンの特性と、その他の鋼材との違いについてご説明いたします。
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- 比重がステンレスの1/2程度と軽いです。
- 機械強度は純チタンで500N/mu2合金チタンでは800N/muまでの引張強さです。
- 熱伝導はステンレス並です。
- 熱膨張はステンレスの1/2程度です。
- 耐食性は抜群。大気中、海水では絶対錆びません。
- 軽さを計算に入れても価格はある程度割高ですが、品質特性を考慮すれば割安です。
- 溶接、機械加工は問題ありませんが、鉄基金属との溶接はできません。
※チタンと他金属の耐候性・耐薬品性・物性の詳細比較はこちらチタンとその他金属との違い
ステンレス商事はステンレスの専門問屋として、高機能素材の品揃えと製品により、最適な素材のご提案をさせていただきます。
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